2016年3月、カリフォルニア州バークレーにおいて、エディブル・スクールヤード研修が行われました。これは、ESYジャパン発足以来、初のバークレー研修であると同時に、ESYジャパンとバークレーを拠点に全米で活動するESYプロジェクトとの絆をしっかりと結びなおすための素晴らしい機会となりました。
研修には、多摩市立愛和小学校のエディブル授業担当の槙田雅江教諭をスカラーに迎え、堀口博子代表、西村和代共同代表の3名が参加しました。(現地コーディネーションと通訳は鈴木栄里さん)
6年生(日本の小学校6年にあたる)のガーデンクラス、8年生(日本の中学2年生にあたる)のキッチンクラスに参加し、生徒たちとともに授業を受け、カリキュラムの実際に触れることができました。これはとても貴重な体験となりました。
また、エディブル・スクールヤードの創始者であり、シェパニースのオーナーシェフであるアリス・ウォータースさんをはじめ、昨年6月に来日し、多摩市立愛和小学校のガーデンクラスを参観されたESYプロジェクト、エグゼクティブ・ディレターのカテリーナ・ヘロンさん、エディブル・スクールヤード・バークレーのプログラムディレクターであるカイル・コンフォートさんなど多くの方々と対話の機会を持ち、未来に向けたビジョンを交換しました。
こうしたバークレーとの交流を通じて、エディブル・スクールヤード・ジャパンによる、持続可能な生き方のための「エディブル教育」の普及と実践を推進してまいります。学校・教育関係者、保護者、地域リーダーの方々へと、私たちの活動を伝え、実践の場を広げていきたいと思います。
(photo:Eri Suzuki)